とろやん

とろやん

30代を目前にしてせめて何かを残したり誰かに良い影響を与えたくて始めたブログ 日常ではできない自己主張もしていくから、共感する人にもしない人にも何か伝えられたらいいな

とろやん

戦場を生き延びるために

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夜中に目が覚めて、その瞬間から脳が覚醒した

心の傷ついた部分が顔を出して槍の雨が降ってくる

ズキズキ痛む場所をあえて雨ざらしにしてみたら

心拍数が止め処なく上がった

 

吐き気と頭痛と立ち上がれない息苦しさに襲われた

それでも立ち上がって僕は戦場へと向かった

死ぬ為に行くのか、死にたいからいくのか

否、死にたくはなかった

 

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僕は今日、命令を無視して家で恐怖に震えているだけだった

明日はまた戦場へと赴かなければならない

明日は行くぞ、明日は行くぞ

銃を構える必要は無い

玉をよけ続けるだけでいい

生き延びればいい

この戦争はいつか終わる

息苦しい今日はいつか終わる

明日か、明後日か、この現実から開放されるときが来る

曇り空の下で気持ちよく日々を過ごせるはずだ

 

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アドレナリンが身体を巡って

自分を守るために本能的に銃を構える

鳴り止まない銃声に止められない興奮

自分が終わらせる

自分が撃てば一つの銃声が止む

一つ、また一つと自分が終わらせる

銃は構えないつもりだった

 

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いつ終わるのか

いつ終わるのか

戦争に勝たなければ終わることはない

そんなことすら気付かない

かつてないほど混乱していた

 

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おかしい

何をやっているんだ

本当に望む日々なんてこんなものじゃない

気付いているんだ

身を包む服も、非日常の轟音も、灰色の空も

望んだことじゃない

でもやらなければ死んでしまうんだ

医学も、法律も知らない

統率する力も無い

何の能力もない凡人は

兵として命を懸けることしか出来ない

 

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僕は死にに来たわけじゃない

誰かこの可笑しさに気付いてくれ

戦場に向かう多くの兵の心の闇に気付いてくれ

兵にだって愛する人がいる

愛する人がいなくても夢がある

夢がなくても見つけることができる

その機会や気持ちを奪ってしまう戦場の可笑しさに気づいてくれ

 

 

 

僕はまた明日、スーツに身を包み戦場へ向かう

心の闇を動悸と吐き気に任せたまま