「足の裏のイボ」はなぜ治療が大変か
「足の裏のイボ」というのは他の場所にできるイボにくらべて治りにくいといわれています
私が患っていたイボの中で一番大きなものが足の裏のイボでした
※少しモザイクをかけてあります
↓
頑張って再発しないところまで治しました
長い戦いでした
では、足の裏はなぜ治療が大変なのでしょうか
それは【体重の影響でイボの芯が体の奥に向けて沈んでいく】からです
わかりやすく画像をみていただきましょう
足の裏のイボと手のイボの違い
こちらが先程の足の裏のイボです
※わかりやすくするためにモザイクはかけていません(閲覧注意かも)
足の裏のイボは大きさの割にペチャンコです
そしてこちらが指のひらのイボです
指のひらのイボはぷっくりと盛り上がっているのがわかるでしょうか?
なぜイボが体の奥に向かって育つとマズイか
これは、イボの一般的な治療方法について知ると理解がしやすくなります
イボの一般的な治療方法は【液体窒素(凍結療法】です
以下のような効果が期待できます
液体窒素が効く理由として挙がられるのは、①直接いぼ自体を凍結壊死する効果、②いぼに入る血管を凍結し組織にダメージを与える効果、③液体窒素によってダメージを受けた組織に免疫反応が誘導されること、などが挙げられるでしょう。
いぼ専門外来| 大田区大森の大木皮膚科【難治性ウイルス性疣贅でお困りなら】
同時に、この皮膚科ではこのようなことを書いています
“いぼの芯”は皮膚深くにある
イボには"芯"があり、それは"皮膚深く"にある
これが足の裏であると、体重によって芯がより足の奥深くに沈んでいきます
こんなイメージ↓(オレンジが皮膚、黒がイボ)
指のひら
足の裏
液体窒素(凍結療法)が効きにくい
凍結療法の効果がある範囲はあくまで液体窒素が当たった範囲とその周囲の血管
その範囲を凍結壊死させて水ぶくれが消えると今まで隠れていたイボ組織が表面に出てきます
またそれに液体窒素をつけて凍結壊死、水ぶくれが消えて隠れていたイボ組織が表面に出るということを繰り返します
体重によって奥に沈んでいったイボの芯に到達するには何度も何度も凍結療法を繰り返さなければなりません
その点、指のひらにできたイボは芯が奥深くではないので、足に比べ比較的早く治療が進みやすいと自分の体験からの学びました
足の裏にイボを見つけたら小さいうちに凍結療法で壊死させる
「小さいうちに治療する」
これはどの部位にできたイボでもそうですが、足の裏は特に大事です
液体窒素(凍結療法)をやると水ぶくれになり痛くて歩くのも難しくなります
少しでも小さいうちから少ない回数の液体窒素(凍結療法)で治療するのが重要です
今後、とろやんが試したイボ治療について体験談と知見をまとめていきたいと思ってます
- 液体窒素
- レーザー治療
- ハトムギ(ヨクイニン)
- 市販のスピール膏
などなどです
※この記事はとろやんが治療を受け体験した内容、調べた知識、聞いた話などを総合して、個人の体験として記述しています。医者や研究者ではないので、いまお悩みのイボについて医学的見地から意見が必要な場合は、しっかりと皮膚科にかかってください。専門的な治療が安心に繋がります。皆様がイボの悩みから一刻も早く開放される日が来ることを切に願っています。